7月も終わりに近付いて。。。

もう数日を残すだけで、7月が終わってしまいますね。

今シーズンの鮎漁のスタートは例年に無い位の不漁が続きました。
千代川に鮎が居ないのか?と思うほどに入荷が無い日が続いて、お客様の御予約も日にちを変更して頂いたり、場合によってはお受け出来ない等の事態も起りました。
7月に入った頃からは、漁師さん達に頑張って頂いて、何とかお客様をお受け出来るような量の鮎が獲れるようになりホッとしました。

やはり海からの天然鮎の遡上が少なくて、今年の不漁を招いてしまったのでしょうか?
今年の5月の鳥取県は晴天の日が続き、雨の日が少なかったので千代川の水量も減る一方でした。

春先の鮎の稚魚達の川を遡上するきっかけは、雨に因る川の増水が呼ぶものでしょう。
川の水が増えないと千代川に設けられている堰が越えられなくて稚鮎達はその場所で停滞して、少ない餌の為に痩せてしまいます。
その後の増水でも鮎は余り遡上の意思を見せないようになってしまうようです。
鮎達も全員が遡上を頑張ったり、縄張りを持つ者たちばかりではないようですね。