鮨とボヘミアン・ラプソディ

今月初め、イギリスのバンド、クイーンを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観るために姫路の映画館に行って来ました。

お昼は自分の勉強とここの所よく頑張ったご褒美を兼ねてチョット贅沢に明石のお寿司屋さんでお寿司を頂く事に。明石の食通の知人に電話して、お勧めの店を紹介して頂くと「鮨丹甫」「菊水鮨」はどうか?と言われました。明石では老舗の二店ですね。しかし自分でネット検索して良い感じだと思っていた「菊水鮨西店」は?と聞くと最近は一番美味い!と言う話を聞くとの返事だったので、紹介は無視して「菊水鮨西店」に予約してしまいました(>_<)

昼の営業は12時からでちょっと緊張して入店しましたが、大将から気さくに声を掛けられて「鳥取から来た」と言うと、「じゃあ先ずは明石の鯛からお出ししなくては」と次々と出されたお鮨は全て目から鱗のオンパレード!心を込めた職人技で、丁寧な技術はとても勉強になりました。美味しかった。また行きたい!!

満足して一路姫路へ 『ボヘミアン・ラプソディ』の評判はマスコミ報道で耳にしてましたが、これは自分が予想していた以上の感動的な映画で、泣いちゃいました😭 帰ってからCD2枚買って、車の中と厨房の仕込み作業時にずっと聴いてます。それまでクイーンは好みのバンドじゃなくて、ブルーズ好きな自分にはファルセットのコーラスやエイズで亡くなったゲイっぽいフレディ・マーキュリーのボーカルにも心惹かれずにいましたが、今では大好きなバンドになってしまいました。長い間、音楽を聴いて来たけど、こんな体験は初めてで、我ながら不思議な感覚に包まれているこの頃です。とにかく、この日は鮨と映画で今年最高の充実した一日と言って良い!多分。

 

だし巻き卵

岡山県津山市に嫁いでる義妹さんから毎年恒例のお歳暮用のご注文をいただきました。

松葉ガニとだし巻き卵を二本巻です。松葉ガニを湯がき、すべての足と爪を包丁して、すぐに食べて頂けるようにしました。カニ味噌も味を調えて、氷を敷き詰めた保冷箱の笹を敷いた上に元の松葉ガニの姿に誂えて、お歳暮の熨斗を付けて完成。

続いてだし巻き卵。菊乃家のだし巻き卵は先代から教えて頂いた関東風のだし巻き卵です。カツオだしをたっぷりと、砂糖を使ってちょっと甘く柔らかい味が特徴です。関西風のだし巻き卵に比べると、少し焦げ目が付きますが、その焦げ目も旨味だと先代に教えられました。

義妹さんからのご注文は卵9個使った大きな物なので巻くのに気を使います。このだし巻き卵。実は津山市出身のB’zの稲葉浩志さんの大好物らしいですよ。お歳暮のお届け先は稲葉さんのご実家なので、何度か口にされたようで、自身のブログにも美味しいだし巻き卵を食べて「大好物はだし巻き卵」と書かれたらしいです。嬉しい!!(ちょっと自慢)(^^)v 娘が津山の病院で看護師をしていて、稲葉さんのお父さんが入院中に担当させて頂いて、とても可愛がって頂きました。「我が家は皆が菊乃家さんのだし巻き卵は大好物だ」と言って頂いてたらしので、間違いない!かな~!?