明けましておめでとうございます。

本日、4日から菊乃家はお店を開けさせて頂きました。この冬は大きな寒波の襲来も無く、比較的暖かい年末年始を過ごす事が出来ていますね。平地に居る私達には雪かきや車のスリップ事故の心配が無くて安心して生活できるのは良かったです。しかし氷ノ山、大山、但馬方面などの近隣のスキー場には軒並み積雪が無くて、営業出来ない年末年始で予約をキャンセルされるなど大変辛いシーズンのスタートを迎えられています。私も新しいスキー靴を買ってしまているので、近くのスキー場に雪が積もりリフトが動くのを楽しみに待っています。

昨年の年末も恒例となったおせち料理の仕込みと準備で追われる日々を過ごしました。まめに働けるようにとの意味で「黒豆」、子宝に恵まれるようにとの願いを込めて「数の子」、「田作り」はその名の通り豊作祈願。(関西では金運や商売繁盛を祈願して「叩きごぼう」)と祝い肴三種を用意しておけばすべて揃えなくてもいいと昔から言われてますが、店のおせち料理ではそうもいかないので、菊乃家では45種程の品目を仕込んで、30日から大晦日の午後までかかって重箱に盛り込む作業に追われました。一年で一度しか作らない料理も有るので、緊張しながら作る物も多く有ります。次のお節作りでは「田作り」のタレを絡めるタイミングに気を付ける事が宿題になりました。元旦は疲れて寝正月が恒例となっています。

今年もよろしくお願い致します。