菊乃家へ表彰状...!

お店が経済産業省より表彰されてしまいました!(#^^#)

2021年度「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選出されました。

経営資源の有効活用等により生産性向上を図り、天然鮎の通年提供を実現した技術導入と料亭のおもてなしでブランド確立したと…どうも認めて頂いたようです。

『おかみの接客や給仕、店舗内の飾りつけ等は非常に丁寧で、料亭らしいおもてなしであると評判。また、店舗内に幅3mの川が流れており、どの客室からも楽しむことができる。』等と冊子でも紹介されており我々は気恥ずかしい思いがしております。正直、後継者も育てることもできぬままに今の状態が有りますので、あと何年店が続けられるかなー?!等と二人の体力勝負と思う今日この頃です。

鮎漁解禁しました!

2017年の6月1日 待っていた鮎漁の解禁日を迎えました。

今年はどうかなー?釣れるのかなー?天然遡上はどうなのかな?なんて思い悩みながら迎えた解禁日は…..生憎、前日からの大雨で増水、水の濁りで千代川本流は竿を出す釣り人の姿は見えず、鮎の入荷無しの解禁日でした。。。(T_T)

翌日も夜に雷注意報が出た豪雨で、千代川は益々増水して、とても釣りの出来る状態ではありませんでした。何と言っても智頭トンネルの出口の斜面が崩れて国道53号線が通行止めになる位の豪雨でした。4日まで鮎の入荷ゼロです。トホホ

今日辺り水量も落ち着いて、水も澄んで来たので漁師の方も鮎を持って来てくれるかと、期待大の店主です。

 

初めての氷ノ山登山

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10月中旬に標高1510メートルの氷ノ山に登って来ましたー!!

氷ノ山は鳥取県若桜町と兵庫県養父市との県境にそびえ立つ、中国地方では大山に次ぐ高さを誇っている山です。この日は晴天!ガイドは年間数十回も登っているという店のお客様に湯梨浜町からのお客様ご夫婦、奥さんの友人、奥さんの妹さん、我々夫婦の6人が氷ノ山山頂まで連れて行ってもらいました。初心者丸出しの我々は若桜氷ノ山キャンプ場から『氷ノ越コース』の登山道へと向かいます。この時に各自に渡された古いスキー用のストックが皆の登山を助けてくれるとは…その時は誰も思ってもいませんでした。途中、江戸時代の人達が「お伊勢参り」の為に敷かれた石畳が残っていて、昔の人もこの道を通ったんだなと思うとしみじみとした気分にさせられました。杉林を抜けて自然の木々が多くなった道を1時間ほどで氷ノ山避難小屋に到着。ここで10分位休憩です。お茶を飲んだり飴やチョコで気分転換をしたり、小屋の横に置かれたお地蔵様に無事をお願いしたりして、さあーっ!頂上目指して出発です。ブナの原生林からの根っこが登山道を覆う中、岩を迂回しながら上を目指して頑張りました。眼下に兵庫県側のスキー場が見えてきた頃は高木は減り、低い竹やキャラボクの低木ばかりが目立ってきます。山頂の小屋が見えていますが、足下ばかり見ながら歩くと長い時間に感じてしまいます。氷ノ山をなめていた自分の体力に悪態をつきながら平気な顔をして歩くのは自分の心の小ささを思い知らされます。出発から約2時間半程でやっとゴールの山頂に到着しました。山頂は見渡す限りの360度の大パノラマ!!ではなく、途中で天候が変わって雲に覆われた下界は見る事が出来なくなっていました!登頂の満足感よりも空腹感の方が勝り、楽しみのランチは爆弾🍙おにぎり!ランチタイムを過ぎると急に風が強くなって来たので下山の準備にかかりました。登りより下る方が足への負担が多くて、ふくらはぎ、膝がガクガクになり、早くキャンプ場に着けば良いのにー!と願うばかりの下山道でした。何とか全員無事に到着して体力不足を嘆く声を出しながら帰路につきました。次回は春の氷ノ山登山に挑戦する つ も り …です。

ホームページが新しくなりました

約10年近く皆様にご覧頂いていた菊乃家のホームページを新しいものに変更いたしました。

新しいホームページは料理や客室等の写真も撮り直して頂いて、より一層 菊乃家の魅力が皆様にお伝え出来るように心がけました。勿論、携帯電話やスマートフォンでの検索や閲覧が今まで以上にやり易いようになっております。これを機に私の店主ブログの更新も頻繁にするように努めたいと思っています。。。(^^♪

皆様に可愛がって頂けるような店になるように、これからも努めたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。。

菊乃家店主 岡嶋耕吾

 

 

9月に入り、メニュー変更のお知らせ

9月に入り、朝夕がやっと涼しくなって来ました。
解禁日から8月中旬までは鮎の不漁でお客様には大変ご迷惑をお掛け致しました。
8月末の降雨のおかげか、ここの所鮎の入荷が多くなって来ました。
それもかなり大物揃いで、大きくて重い鮎が獲れています。
それに伴って不向きな料理が出て参りました。
「鮎寿し」「セゴシ」等は骨や皮が固くなったこの時期の鮎には向かないと判断させて頂いて、メニューから外させて頂きます。
鮎は寿命が一年なので成長が非常に早い魚です。
6月の解禁当初の鮎と9月に入った今の時期では同じ魚とは思えない程の変わりようです。
どうかご理解を頂きますようにお願いいたします。

蛍だー!!

店の下を流れる大井手用水の川面に蛍の淡い光が映る季節がやって来ました。

昨夜の強い風の中でも10匹余りの蛍が飛び交う光が見られました。

いよいよ鮎の解禁が近付いて来た事を感じさせられますね。今年は豊漁になる事をホントに願います。(*^^)v

秋の味覚川ガニ(モクズガニ)料理

10月に入って急に秋めいて、朝晩の冷え込みが強くなって来ましたね。
鮎のシーズンが終わったばかりの疲れた身体には思うように気候の変動に付いて行けません。(T_T)

kawagani昨日のお昼は鰻と川がに料理の予約が有りました。
鰻はよくお出で頂く会社関係の方が取引先の方を昼食にお連れになられたようで、地焼き鰻を好んで召し上がって頂いていますが、お連れになった方がとても美味しかったと言って帰られたので、お口に合って良かったと安心しました。
いつまで経ってもお客様の反応が気になる小心者です。

川がに料理のお客様は以前に鰻を食べられた時に、秋は川がに料理をやっている事を知られたようでした。
赤ちゃんを連れた若いご夫婦でしたが、若い方々に私どもの店を利用して頂くととても嬉しいです。
玄関で履物を脱いで、廊下を歩いて部屋に入る。以前は何処でも当たり前のような事が今では数少ない感じの店構えになってしまいました。
しかし以前の座敷は畳に座椅子でしたが、現在は全て椅子席にしたのはお客様からのご要望が多く感じられたからです。
若い方も、年配の方も長い時間畳に座って食事をするのは苦痛なようですね。
菊乃家も少しずつでも、料理も店も皆様に喜んで頂けるように進歩して行きたいものです。

鮎漁終盤

9月に入り、急に秋模様の天候になって来ました。
朝晩は寒いくらいの気温まで下がって、なかなか体が付いて行けませんね。

鮎達もお腹に卵を持つ物が多くなって来ました。
これからの時期は一雨毎に遡上を止めて徐々に川を下り始めます。
菊乃家の鮎料理も漁期終盤を迎えて、今までお出し出来ていた料理の中でも、
提供を控えさせて頂く品物が出て参りました。
「背越し」や「鮎寿司」等はこの時期の鮎は不向きな料理です。
骨や皮が硬くなり、鱗も大きく目立って来るので食べても美味しくないですね。
やはり6月~7月位の若鮎の頃に最も適した料理だと思います。
しかし大きくなった鮎の塩焼は脂が乗ってとても美味しいですよ。
1匹食べるとかなりの満足感が得られます。
さあー!鮎の季節ももうすぐ終わります。
私ももう少し頑張ります。(^_^)/

美味しいものを食べに ♪

お盆が過ぎ去って、ホッと一息つけました。

頑張った自分達へのご褒美に夜の営業をお休みして、美味しい物を食べに行ってきました。
奥さんも私も大好きな「びーどろ亭」さんへ久しぶりにイタリア料理を味わいに。。。(^^)/
やはり、いつ食べても美味しいです!
前菜もパスタもメインの料理も私達の口に合う味です。
デザートも丁寧に作られていて、私の店のデザートも「びーどろ亭」さんから刺激を受けて、
頑張って色々な物を組み合わせるように工夫しています。
次のご褒美はお寿司かな?!笹寿司さんへ行きたい!ここも自分達が刺激を貰えるお店です。

7月も終わりに近付いて。。。

もう数日を残すだけで、7月が終わってしまいますね。

今シーズンの鮎漁のスタートは例年に無い位の不漁が続きました。
千代川に鮎が居ないのか?と思うほどに入荷が無い日が続いて、お客様の御予約も日にちを変更して頂いたり、場合によってはお受け出来ない等の事態も起りました。
7月に入った頃からは、漁師さん達に頑張って頂いて、何とかお客様をお受け出来るような量の鮎が獲れるようになりホッとしました。

やはり海からの天然鮎の遡上が少なくて、今年の不漁を招いてしまったのでしょうか?
今年の5月の鳥取県は晴天の日が続き、雨の日が少なかったので千代川の水量も減る一方でした。

春先の鮎の稚魚達の川を遡上するきっかけは、雨に因る川の増水が呼ぶものでしょう。
川の水が増えないと千代川に設けられている堰が越えられなくて稚鮎達はその場所で停滞して、少ない餌の為に痩せてしまいます。
その後の増水でも鮎は余り遡上の意思を見せないようになってしまうようです。
鮎達も全員が遡上を頑張ったり、縄張りを持つ者たちばかりではないようですね。