”苦うるか”から始まり”鮎こく”のお味噌汁とご飯をお出しして、
デザートで終える菊乃家の鮎コースは、私が板場に立つようになってからも変わることは有りません。
変えた事で一番大きな事は、入荷する鮎は竿釣りの物にこだわり、活きた状態のままの鮎を漁師の皆さんにお願いして買わせて頂くようになった事ですね(*^_^*)
投網で獲られた鮎はたとえ活きている鮎でも買うことはお断りしています。
網の中で大きなストレスを受けた鮎は魚の身が悪く、刺身にしてみると一目瞭然でその違いがよく分かります。
本来なら締まって透明感の有る肉質が、真っ白で軟らかな肉質に変わり、冷水で〆てもコリコリとした鮎本来の”洗い”や”セゴシ”にはなりません。
これは何も鮎に限った事では無く、海の魚、鯛等でも手釣りで一匹づつ釣られた物の方が網で獲られた物に比べて高価に取引されていますね。
魚に限らず動物の筋肉繊維はアデノシン三燐酸(ATP)という物質が存在すると収縮するそうです。魚が網の中で長い時間ストレスを受けるとATPを自己消費してしまい身の締まらない魚になります。トラックで長距離輸送されて活きている魚より、漁獲直後に締めて氷漬けにした魚の方により多くのATPが残って、締まった身になります。
これは私が経験で身に付けた「鮎へのこだわり」です。

今日、6月1日から千代川の鮎漁が解禁されました。今日から釣っても良い漁法は「友釣り」と「毛鉤釣り」です。
3月末の頃、奥さんから円通寺から稲常に向かう千代川河川敷の道を走っていたら、ガリガリに痩せた仔犬が車の前に飛び出してチョコンとお座りしてきたので車を停めて捕まえようとするけど、今度は土手や川原を逃げ回るので捕まえられないから来て欲しいと呼び出しの電話がありました。
暖かくなった途端に、冬に逆戻りしたような寒い日が続いたりしながらも、段々と気持ちの良い日が多くなって来ました。
3月に入って昨日は啓蟄でした。
弥生町にオープンした「ジャズ居酒屋みね」でライブを行った翌日、
アユカケは全国的にも漁獲量が少なくなっていて、「希少な野生生物」「絶滅危惧種」として登録される他、福井県九頭竜川では本種の生息地として国の天然記念物としても指定されているそうです。河原町西郷地区の皆さんと一緒にアユカケ料理の勉強をする為に招待されました。
先日、鮎漁師さんからアユカケ(アイカケ)を頂きました。今年、初めての入荷?です。見た目はちょっと悪いですが、味はとても美味しい魚で す。(なんと言っても鮎を食べてますから)
今年も6/1に千代川の鮎漁が解禁になりました。